海外出張 AKAA 2025 「守り神」その2 職人技
2025.10.23 / ブログ
セルジュ・ムアング氏との初めてのアーティストコラボ。右も左もわからない状態からのスタートでしたが、多くの方々の支えがあって形にすることができました。

今回は、このプロジェクトの「屋台骨」を支えてくださった職人技についてご紹介します。
お面の台を手掛けてくださった、希々工房の田嶋のぞみさん https://kiki-kobo.jp/
アーティストのこだわりと、展示としての機能性。その両立という難しい課題に対し、田嶋さんは素晴らしい職人技で応えてくださいました。
最初は「持ち運びを考えて折りたたみ式にしたい」というリクエストから始まりました。


この様な試作品を作っていただきました。流石の職人技

- 第一段階: 緻密な試作品の制作。ビーズ装飾が施された繊細なお面の「肩当て」部分も、驚くほどぴったりとフィットする仕上がりでした。
- 第二段階: 構造の簡略化。よりシンプルに、という要望を受け、さらにブラッシュアップを重ねました。
- 最終段階: お面のサイズが多様だったため、大小2種類の台を制作。台だけでは調整しきれない部分は、細かな「仕掛け」を施すことで、見事にすべての作品を美しく自立させることに成功しました。



お面台だけでは調節が出来なかったので、色々仕掛けをして何とか完成出来ました。


もし希々工房さんのお面台がなかったら……と考えると、今でも少し恐ろしくなるほど、この台はプロジェクトの生命線でした。
希々工房さんの妥協のない仕事ぶりを間近で拝見し、日本の「職人技」の底力を改めて実感しました。おかげさまで、フランスの地で大変素晴らしい作品を披露することができました。
希々工房・田嶋さん、本当にありがとうございました。 アーティストの感性と職人の技術が融合したとき、作品に新たな命が吹き込まれるのを目の当たりにしました。このご縁に心から感謝し、今後ともぜひご一緒させていただければ幸いです。
2026/3/22 追記 上書き更新




