AKAA 2025フランスから「守り神」設置レポート
2025.10.22 / ブログ
富山県射水市、しめ縄専門店「縄合屋(なわわせや)」の折橋由紀です。
今回のブログでは、フランスを拠点に活動するアーティスト、セルジュ・ムアング(Serge Mouangue)氏との特別なプロジェクトについてお届けします。パリで開催されたアートフェア「AKAA 2025」にて、コラボレーション作品「守り神」の設置をお手伝いしてきました。
セルジュ氏はカメルーン出身の現代アーティスト。彼の代名詞とも言えるプロジェクト「Wafrica(ワフリカ)」は、アフリカの力強い生命力と、日本の繊細な美的感覚を融合させた唯一無二の世界観を持っています。
今回の「守り神」も、両国の文化が共鳴し合う深い精神性が込められた作品です。





作品の設置作業は、非常に繊細で緊張感のあるものでした。丁寧に施された養生を一つひとつ外していくたびに、作品の全貌が姿を現します。
仕上げに、足元へ美しく石を散りばめていきます。石の配置一つで作品の表情が変わるため、セルジュ氏の意図を汲み取りながら慎重に進めました。最後の一個を置き終えたとき、まさに「守り神」がその場所に鎮座したような、静かな感動に包まれました。

完成後のレセプションには、多くのVIPの方々が来場されました。今回は作品のコンセプトに合わせて、和風のドレスを纏って対応させていただきました。

アフリカと日本の融合をテーマにした作品の前で、日本の伝統を感じさせる装いでゲストをお迎えできたことは、文化の架け橋となる素晴らしい経験となりました。
今回の設置を通じて、アートが国境を越えて人々の心をつなぐ力を改めて実感しました。セルジュ氏の情熱に触れ、私自身も多くの刺激を受けた滞在となりました。
この「守り神」のエピソードは、まだまだお伝えしたいことがたくさんあります。次回の「その2」では、展示中の反響やエピソードをさらに深掘りしてお届けしますので、どうぞお楽しみに!




